ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

入ってみたら驚いた Vol.24・・・考えを押し付ける司法委員

先ほど東京簡易裁判所の第4回公判から戻りました。

この裁判司法委員との協議を別室で行っていますが、

司法委員の解釈を押し付けるような展開です。

そもそもこの裁判は、労働基準法第14条第1項の2

の違反に基づくものです。

ところがこの委員さん、雇用されているから給料を

受け取っているという観念から離れません。

「雇用」という形態で給料をもらっていても、

雇用契約に不備があり、雇用契約書を取り交わして

いなければ「仮雇用」であるという考えを持っていません。

法律違反の上に、雇用契約は成立していないし、

締結はされていません。仮雇用の状態を維持しながら

正社員でいたにすぎません。

従って、解雇権は発生していないというのが

私の主張です。

問題は労基法違反をどう扱うだけかなのに、

「雇用されている」の一点張りで、法律違反を

論点にしていないのです。

当然、このような審理にもならないことを

積み重ねても結果は目に見えています。

11月に判決ですが、地裁へ即控訴でしょう。