ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

入ってみたら驚いた Vol.19・・・みやび建設・東京簡裁案件

みやび建設を相手取り提起した訴訟の2つ目の

案件は東京簡易裁判所扱いの金額が100万円

未満の通常訴訟です。

こちらの事案も、労働基準法違反に基づいた

訴訟です。

8月1日に法廷が開かれましたが、「やれやれ」と

言うのが感想です。

簡易裁判所には司法委員と呼ばれる方が、

いらっしゃいます。

裁判官の抱える案件が多いと、この方たちが

訴訟の大筋を把握して裁判官に助言を行います。

この事案では、これまでに第四準備書面を提出して

いますが、1日の司法委員の聞き取りでは、

これまで提出した内容を、この司法委員が把握して

いないことが明らかになりました。

相手方の弁護士も「書面を読んでいるんですか」と

言い出す始末です。

私も思わず吹き出しそうになりました。

今までやってきたことが無意味だとわかった

瞬間です。

司法委員の要請で書いたのが、今回添付した

第五準備書面です。


この裁判は、労働契約を書面にて取り交わしていない

労基法14条第1項の二が基準ですが、準備書面には

就業規則が存在しないことも記しています。

これも違反行為で罰則規定がある犯罪です。

ここまでの流れだと、地裁への控訴が濃厚です。

次回公判は10月3日になります。

準備書面をご覧になって、この会社がどれほど

違反しているかをご理解ください。