みやび建設を相手取り提起した訴訟の2つ目の
案件は東京簡易裁判所扱いの金額が100万円
未満の通常訴訟です。
こちらの事案も、労働基準法違反に基づいた
訴訟です。
8月1日に法廷が開かれましたが、「やれやれ」と
言うのが感想です。
簡易裁判所には司法委員と呼ばれる方が、
いらっしゃいます。
裁判官の抱える案件が多いと、この方たちが
訴訟の大筋を把握して裁判官に助言を行います。
この事案では、これまでに第四準備書面を提出して
いますが、1日の司法委員の聞き取りでは、
これまで提出した内容を、この司法委員が把握して
いないことが明らかになりました。
相手方の弁護士も「書面を読んでいるんですか」と
言い出す始末です。
私も思わず吹き出しそうになりました。
今までやってきたことが無意味だとわかった
瞬間です。
司法委員の要請で書いたのが、今回添付した
第五準備書面です。
この裁判は、労働契約を書面にて取り交わしていない
就業規則が存在しないことも記しています。
これも違反行為で罰則規定がある犯罪です。
ここまでの流れだと、地裁への控訴が濃厚です。
次回公判は10月3日になります。
準備書面をご覧になって、この会社がどれほど
違反しているかをご理解ください。