ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

東京検察審査協会崩壊への軌跡 第一章検察審査会と検察審査協会 Vol.8 着実な歩み

昭和42年3月27日 恒例となった 最高裁刑事局との懇談会が東京地裁 会議室に於いて開かれました。 佐藤最高裁刑事局長、佐々木二課長 小林局付、八廣課長補佐 全検連からは全役員が出席しています。 4月1日には運営委員会が行われ 加入協会数 113協…

東京検察審査協会崩壊への軌跡 第一章検察審査会と検察審査協会 Vol.7 名称の統一

昭和41年6月4日に運営委員会(全検連)が 開催され、翌5日には第12回定期総会が 日光市・南間ホテルにて行われています。 来賓は、最高裁刑事局佐々木二課長ほか 18名、会員317名、事務局67名でした。 新役員が選出され、会長には東京検察審査協…

東京検察審査協会崩壊への軌跡 第一章 検察審査会と検察審査協会 Vol.6 全検連と最高裁刑事局

昭和39年 第十回定期総会が東京・椿山荘で 執り行われました。 来賓として、最高裁矢崎刑事局長ほか19名。 会員259名、事務局51名。 各地の協会が検察審査会法施行15周年記念 行事の報告を行い、130名の方が表彰されました。 会長は東京協会の…

東京検察審査協会崩壊への軌跡 第一章 検察審査会と検察審査協会 スピンオフ2

前回のスピンオフ掲載後の昨日の朝、 新しい情報が私のもとに寄せられました。 この先の記事に関連してくる情報なので、 スピンオフ2として掲載します。 私の行動を手助けしている方からの情報で、 名古屋検察審査協会の会員で、全検連の 定例会議に出席で…

東京検察審査協会崩壊への軌跡 第一章 検察審査会と検察審査協会 スピンオフ・・・訴訟の経緯

今回は全検連の歴史は一休みで、 昨年から東京協会関係で裁判をいくつか やっていますが、本日その一つの控訴審で 判決が出ました。この裁判は、「会議」の成立要件や 手法を争ったもので、被告は東京検察審査協会 でした。社会通念上の常識の範疇で、東京協…

東京検察審査協会崩壊への軌跡 第一章 検察審査会と検察審査協会 Vol.5 全検連「改革」と「親睦」の二本柱

検察審査協会は当初、検察審査委員経験者の 親睦を核に設立されています。 しかし、経験者が肌で感じ取った不合理や 矛盾感などがいろいろあり、それらを 話し合う過程に於いて、協会単独でやっていては 意味がないという事で、東京高裁管内の協会が 話し合…

東京検察審査協会崩壊への軌跡 Vol.4 全国検察審査協会連合会の呼称誕生

昭和34年8月2日に第五回定期総会が 日光市・小西別館で開催され、来賓として 最高裁刑事局 新関 一課長ほか3名。 会員60名、事務局23名が出席しました。 9月21日には、日本弁護士連合会長に対して 「制度改善促進運動について」協力要請を行い …

東京検察審査協会崩壊への軌跡 第一章 検察審査会と検察審査協会 Vol.3

昭和31年から最高裁判所に対して 検察審査会法の内容に対し、経験者の意見を 集約し、「要望書」を提出する行動を始めます。 審査員の資格・年齢の引き上げ、補充員の廃止と 定足数制の採用や、中学高校の教科書に制度の 紹介を掲載するなどのほかに、広報…

入ってみたら驚いた Vol.24・・・考えを押し付ける司法委員

先ほど東京簡易裁判所の第4回公判から戻りました。 この裁判司法委員との協議を別室で行っていますが、 司法委員の解釈を押し付けるような展開です。 そもそもこの裁判は、労働基準法第14条第1項の2 の違反に基づくものです。 ところがこの委員さん、雇…

入ってみたら驚いた Vol.23・・・2か月ぶりの東京簡裁案件

8月1日以来の法廷となるみやび建設案件、 明日10時に開廷です。 先週木曜日に相手の弁護士から、準備書面と 証拠書類が送達されました。 中を確認したところ、東京地裁で判決が出た 差額賃金請求事件の判決文が証拠書類として 入っていました。 この弁護…