昨年１２月に私の両親が特養ホームへ移ったことは
既報のとおりですが、今年に入り１月は何事もなく
過ぎましたが、２月になり父の具合が悪くなり、救急病院の方へ入院しました。
胆のうと胆管に炎症があり、以前から患っている
糖尿病も若干悪化して感染症を併発している状況です。
現在は治療の甲斐あって落ち着いていますが、
救急病院なので長期の入院はできません。
入院の時、案内の方から後期高齢者医療保険適用の
方は入院費の上限がありそれ以上の請求はないと
説明されました。入院に付き物のアメニティも
それほど高額ではないものであるので一安心をしていました。
病院の方でも転院先を探してくれているので、
連絡を待ちましたが、先日一つの病院を紹介されました。
そこで詳細を先方の担当者と話をしたところ、
驚いたのは、「アメニティ」のバカ高いこと。
東京２３区内で、後期高齢者医療の方を介護されている
御家族や関係者の方はお分かりになるかと思いますが、
入院しているとおしめやパンツの類は家族が外で買って
病院に持ち込むのが普通です。
それでも月に１万円はかかりません。
私のいる江東区は、申請して審査が通れば無料で配布してくれます。
アメニティに関しては、病院内で着るパジャマ程度のもなら１日５００円です。
それ以外のタオルや肌着、洗面関係は持ち込みで事が足ります。
それからしても月に３万円前後で済むはずです。
ところが今探して頂いている一般病院は全く違うのです。
まずおしめの類ですが、１日に何枚使っても
「２０００円」だそうです。いったいどれほど使う
患者がいるのでしょうか。これを月換算すると
６万円になります。すでに都心の６倍です。
もっと驚くのはアメニティの方です。
タオルや歯ブラシなど持ち込めばタダなのに
こういったものを含め、院内のパジャマ程度のものを含めて
なんと１６９０円だそうです。
下着は関係ありません。どんなホテルに泊まっても
タオルやバスタオルを毎日交換するところは相当高級な
ところです。通常なら２万円もかからないのに、
このような手段でお金を巻き上げています。
これを月換算すれば５万円です。
両方合わせて１１万円の無駄金がかかる仕組みです。
それ以外に入院医療費が６～７万円になると、年金では
納まりません。こんなバカなことがまかり通っています。
今回はキッパリと断りましたが、
以後このような状態が続くのであれば、救急病院を出る
事ができません。
施設の費用は父が１３万円、母が１１万円で年金内で
なんとか支払いができます。
でもこれ以上は無理です。
インシュリンを投与している関係で、経口薬に変更できない
限り医療行為のできない施設には戻れません。
戻ることのできるリミットは３ヶ月です。
こんな実態をどう思いますか、
これは「八王子市」で起こっている現実です
