昨日の夜スーちゃんの死を知りました。
20年近くもの長い間、癌と戦っていた事実も初めて知りました。
なぜこんなにも早く逝ってしまったのか、悔しくてなりません。
キャンディーズ解散から30年が過ぎ、2年ほど前から
彼女たちの歌を聴く機会が増えていました。
いつ聴いても、心休まるヒット曲の数々
色あせる事のない歌声でした。
30年以上たった今でさえ、彼女たちのスケールを
越すことのできる逸材は存在しません。
彼女の闘病は、
蘭や美樹の二人にも分かっていたはずです。
青春時代を共に過ごした3人ならば、
隠し事などする中ではありません。
毎年旧交を温めてきた3人が共通の苦しみを
分かち合い、それを乗り越えようとしていたなら
彼女の死がどれほど辛い事か、察して余りあります。
70年代から80年代にかけてアイドルを観てきた
私にも、彼女たちにかけてあげられる言葉が見つかりません。
引退してもいつの日か3人揃って青春時代を語る
姿を観られる事が当時を知る人間にとっては一つの夢でした。
でもそれは永遠に叶う事ない夢に終わりました。
55歳と言うあまりにも短い人生、でも彼女は
病魔と真正面から向かい合い生きてきました。
彼女たちと同じ時代を生きてきた私が言える言葉は
「やすらかにスーちゃん」
「ありがとう キャンディーズ 」 です。