ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

二人のユッコ・・・寂しすぎる終焉

昨日の夕方、ニュースを見ているときに突然の訃報が入ってきました。


清水由貴子自殺」・・・状況を聞いていて脳裏に浮かんだ文字が「介護疲れ」でした。


最近、テレビで見かけなかったのでどうしたのかと気にかけていた矢先の知らせでした。


3年前に芸能界から身を引いていたということも初めて知りました。


「スター誕生」からデビューしてアイドルが群雄割拠する中、自らの才能をいかんなく発揮して


芸能界に確固たる地位を築き上げてきたのは言うまでもないこと。


母親の介護をすることが目的で引退をした彼女でしたが、このような結末をむかえて本当に残念です。


70年代アイドルの一人として、歌のヒットは少ないですがバラエティでは大きな存在感を示して


いました。


今回の「介護」という問題では、彼女の死を通して大きな問題提起につながることを願います。


なぜ介護する側がここまで追い詰められなくてなならないのでしょうか。


これがまさに我が国が抱える問題の縮図ではないのでしょうか。


彼女には相談できる人がたくさんいたはずです。


そんな彼女ですら、それを相談することがでずに問題を抱え込んでしまったという現実。


彼女がなくなっても、問題は宙に浮いたままです。



清水由貴子は「スター誕生 第16回 決戦大会 最優秀賞 」


もう一人のユッコは 「スター誕生 第46回 決戦大会 チャンピオン」 でした。


同じ番組からスターになるべくして羽ばたいていった二人でしたが、最期はともに「自殺」という


末路を辿ってしまいました。


清水由貴子の死をどう受け止めてあげればいいのか、私にはわかりません。


ただたださびしい限りです。