現場巡回を重ねていくと、
1か月たっても進んでいないところが
ちらほらと目立ってきました。
昨年の7月は、オリンピックの関係で祝日が
移動したために、22日から25日が休みになりました。
25日の給料日が21日になったわけです。
ところがこの当日になって、給料が送れるとの
メールが社長から送られてきました。
当日になって言う馬鹿がどこにいるのでしょうか。
同じ安全管理をしている方が、東京支店にいたので
社員を集めて説明するように言ったそうです。
一社員が言わないと行動にすら移せない会社です。
残念なことに、私には連絡がありませんでした。
結局支払われたのが27日でした。
この1回目の遅配が原因で、本社の社員8名程度が
会社を見捨て、経営者に愛想をつかし辞めました。
今の経営者は、創業者ではありません。
10年ほど前から、このグループを買った人間と
ともに乗り込んだようですが、社員とはうまくいって
なかったようです。それに呼応するかのように、
東京支店に1年以上いた、総務の女性まで辞める
事態になりました。
私はこのころ、本社から応援に来た監督と
現場で話す機会があったので、本社でこれだけ
辞めたことを聴くことができたのです。
9月になると、この方の受け持っていた、
それでも、この状況に対して経営者からの説明は
一切ありませんでした。
・・・Vol.5へ続く