ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

入ってみたら驚いた Vol.3 ・・・みやび建設破綻の兆し

施主の言いなりで契約をしたばかりに、

資金繰りがうまく行かなくなります。

現場ばかり多くて、人が足りない現象が生まれます。

その状況と前後して、東京支店の引っ越しという

話が持ち上がり、近所のビルに内覧に行くという

流れになりました。

東京支店は狭く、執務がまともにできる

広さはありません。

プラン迄立てましたが、結局、場所を借りるための

100万程度が都合つかず断念になりました。

この頃、監督が足りないので本社から応援を

呼んでいました。

結果、私が東京支店から追い出され、

同じく事務所を移転した、無許可の下請け会社の

事務所で執務をすることになったのです。

この事務所のプランはひどいもので、

執務をする部屋の奥に、喫煙室を作り、

普段人の入らない会議室を、

それも執務室の倍以上の広さで作り

コロナの事も考えず、ここで会議をする始末でした。

私は受動喫煙の事を考え、午後は現場巡回をして、

自宅で記録を作成する在宅に切り替えました。

この会社には当初、みやび建設の東京工務部

という看板プレートがありましたが、7月を過ぎると

それもどこかに隠されてしまいました

東京支店の支店長で、副社長を名乗る人物は

私に対して「銀座に呼び戻す」と言っておきながら

何もしませんでした。

ここまでくると、現場が徐々に止まり始めます。

現場事務所に顔を出しても、

監督が机に向かって、何もできない光景が

常態化していました。

               ・・・Vol.4 へ続く