昨日、足場事故に関して記事にしましたが
今日の夕刊で足場つなぎの記事がありましたので補足の意味を込めて書きます。
吸盤式の足場つなぎを取り付けたと新聞に記載されていたので、
この足場を開発したダイサンのサイトでそれと似た部品を見つけました。
思うに、この部品は壁との間隔を保つだけの
物であって構造耐力上の効力は何もないと考えられます。
風などによって足場が躯体に接しないようにする
部品であって、モーメントや引っ張りに対応するものではない部材です。
よって壁つなぎとは意味が違う部品です。
この事が示すように、施工業者はビケ足場そのものの
構造を理解していないで施工した事がわかります。
このレベルでは事故を防ぐことはできません。