東京第5検察審査会が下した判断に対して
残念だとか、おかしいだとか言いたいことを言っていた
小沢一郎議員さん。
ずいぶんとふざけたことを言うものです。
今回、5検が見出した新たなる証拠は、
検察庁が犯罪根拠として見出さなかった事項です。
検察庁の事情聴取でも聞かれなかったことを
「強制起訴」の骨子とされたことに対して、寝耳に水のような反応をしていました。
これが民意の判断であり、一般市民の目線です。
検察審査会が突いてきたことに対して、
不満をぶちまけていたということは、
この人が完全に「焦り」を感じていると言う事にほかなりません。
自分が不利と見るや否や、検察審査会の仕組みにまで言及する始末。
いったい何様のつもりでしょうか。
検察審査会は制度発足から60年を迎え、そのシステムも
より効力のあるものに変わってきました。
この小沢発言を聞いて、全国検察審査協会の高野会長
のところには検審OBから抗議の電話が殺到したそうです。
旧自民党体制の人間は、もはやこの国に必要ではありません。
証人喚問に対して、国会が要請すれば応じると言っていましたが、
これは全会一致でなければ成しえないこと。
これがわかっているから言えた一言です。
現状では絶対にありえないことです。
私も検察審査会OBとして、今後の成り行きを見守っていきます