先ほどのTVタックルを見ていて感じたことですが、
にたいして違法ともいえる発言をしていて、それを政治評論家の
三宅さんがバッサリ切ることを聞いていて、政治家の理解も
この程度かと思いました。
検察審査会OBの見解として、
審査会において審議されることは、警察の調書、検察の調書
並びに証拠から、そのすべてを読み込みそれぞれの考えを議論しあう
過程において、必ず各自の疑問点が出てきます。
その疑問点から導き出される「証拠」もないのかということも
当然出てくるのが当たり前の事です。
今回の行政訴訟は、検察の取り調べに於いて、その対象となった
証拠以外が起訴の根拠となっている点ですが、これを取り上げること自体
間違っています。
むしろこの点に気が付いたことが「民意」と言う事です。
普通の裁判でも、新しい証拠が出れば「証拠」として採用されます。
この理論と同じことを5検はやったに過ぎません。
法律の専門家が見落とした「視点」を補うのも、検察審査会が存在する
理由の一つです。
審査会の議決は判決ではありません。
民意として、一つの結論を出しているに過ぎません。
自分が正しいと思うなら、姑息な手段を取らず正々堂々と
法廷に立てば済むことです。