ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

小沢一郎の行政訴訟・・・却下の可能性が強いです。

先ほどのTVタックルを見ていて感じたことですが、
 
原口前総務大臣が東京第5検察審査会の強制起訴議決
 
にたいして違法ともいえる発言をしていて、それを政治評論家の
 
三宅さんがバッサリ切ることを聞いていて、政治家の理解も
 
この程度かと思いました。
 
検察審査会OBの見解として、
 
審査会において審議されることは、警察の調書、検察の調書
 
並びに証拠から、そのすべてを読み込みそれぞれの考えを議論しあう
 
過程において、必ず各自の疑問点が出てきます。
 
その疑問点から導き出される「証拠」もないのかということも
 
当然出てくるのが当たり前の事です。
 
今回の行政訴訟は、検察の取り調べに於いて、その対象となった
 
証拠以外が起訴の根拠となっている点ですが、これを取り上げること自体
 
間違っています。
 
むしろこの点に気が付いたことが「民意」と言う事です。
 
普通の裁判でも、新しい証拠が出れば「証拠」として採用されます。
 
この理論と同じことを5検はやったに過ぎません。
 
法律の専門家が見落とした「視点」を補うのも、検察審査会が存在する
 
理由の一つです。
 
審査会の議決は判決ではありません。
 
民意として、一つの結論を出しているに過ぎません。
 
自分が正しいと思うなら、姑息な手段を取らず正々堂々と
 
法廷に立てば済むことです。