ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

江東区立新舞子健康学園・・・ミクシィで見つけた懐かしい名前

今から50年以上前に、東京の「区」が運営する健康学園が自然豊かな場所に存在していました。

ここは全寮制で、区内の小学校に通学している児童で、偏食、虚弱、喘息、肥満の4つの分類で条件を満たしてなおかつ、本人の意思で健康な体を作る場所でした。

現在、この形を残しているのは、葛飾区と中央区だけになっているそうです。

私の居た時代は、今から42年前で小学5年の2学期から6年の1学期までの1年間お世話になりました。

千葉県富津市八幡163、今でもこの住所は忘れません。

前面は内房の海岸線、背には低い山に囲まれた自然豊かな

場所でした。

私が在籍したころは木造校舎で、学校棟と居住棟がほぼ一つの建物のように存在していました。小学3年から6年までの児童50人が、食事や運動、生活のリズムまで管理されて過ごしていました。

近所の方の厚意で、裏山の中を散策させてもらったり、防空壕の中を探検したり、遠足では東京湾観音まで歩いたり、全てが自然の中の営みを見たり経験したりの毎日でした。

そういった施設も、2000年前後になると、児童数の激減で閉鎖されて売却という方向に進んでいきました。

私が再度この場所を訪れたのは、約20年ほど前、

釣りの雑誌に、

「座布団かれい」が上がったという記事を見た1年後に、  釣りを兼ねていきました。その日は、地元の方々が浜辺の清掃をする日で、運よく閉鎖される頃の話を伺うことができました。

地元の方も、何とか閉鎖を食い止めようと署名運動までしていただいたという事を聞いて、この場所がいかに大切にされていたかという事を改めて知らされました。施設を遠くから見ていると、売却が完了して、内部の解体をしているようでした。

現在この場所は、

住宅型有料老人ホーム「シルバーヴィラージュ新舞子」として管理運営されています。

もしここで生活をされた方がいましたら、ミクシィを覗いてみてください。