ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

両親の特養ホーム入所・・・大変なのはそのあとです

11月1日に中学校の同窓会があり、

40年ぶりに顔を合わせる友人もいました。

それから5日後、父が高齢者医療センターに

救急搬送され、そのまま入院。9日には病棟に移り

今日、退院と同時に八王子の特別養護老人ホーム

入所しました。今週の初めの30日には同じ場所に

母も入所しています。

今年から入所の規定が厳しくなり、「要介護3」以上で

ないと申し込むことができなくなりました。

私のところでは、母が3、父が4で父の場合ケアマネさんが

中心となりヘルパーさんや訪問看護の形でここまで

きていました。江東区内だと2000人以上の待機者

いるため、場所を特定しない申し込み方法で申請した結果

今回の入所までこぎ着くことができました。

最初は父の方の打診でしたが、母も一緒でないと金銭的に

入所ができない旨相談すると、施設の方が区と掛け合って

なんとか今日の日を迎えることができました。

簡単に「入所」だけを考えると、他には苦労がないと

思われるかもしれませんが、大変なのは後処理です。

引っ越しではなく、退去という事になるので、二人の

暮らしていた都営住宅に残された家具や衣類、その他

もろもろの品はすべて「ごみ」になります。

これを搬出するのは私の役目になるのです。

ゴミの回収で出せるのはたかが知れています。

粗大ごみの回収手配とシール貼り、リサイクル家電の

廃棄の段取り、電気、ガス、水道、NHK、NTT

日本年金機構、東京都住宅局、区役所の転出届、介護保険

変更届など、時間と金のかかる事ばかりが後に残ります。

住宅は保証金では到底追いつかないリフォームが必要に

なることは建築屋の私が一番わかっています。

粗大ごみシールだけで2万8千円もかかりました。

施設の入所預かり金も二人分、今日退院した病院の

入院治療費が15万円、入所にともなう衣料品の

補充分で5万円(二人分)、お金に羽根が生えたかのように

現金がなくなって行きました。

手で運べるゴミのまとめは、

弟夫婦や妹が手伝ってくれましたが、

細部まで目が届いていなかったのか、あとからゴミが結構

でてきました。火曜日の粗大ごみ搬出には青梅から

モータースポー時代の友人が手伝いに来てくれます。

今回ばかりは、心身とも限界に近付いた気がしました。

疲れからか、首の回りが痛くなりここ3日ぐらいは思うように

力が出ません。明日はオペラがあるのでしっかり休養をしますが、

1月、2月と麻衣が出演するオペラの観劇段取りなど、

新年からのスケジュールは今年以上に忙しくなりそうです。