ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

テレビ東京のドリームハウス・・・製作者のレベルの低さに観る番組の内容

テレビ東京で放映中の「ドリームハウス」を観ています。
 
最初から観ていませんが、この番組を監修している人間が
 
ど素人であるということはすぐわかりました。
 
土間コンを打設している映像にでたテロップはなんと「床モルタル」です。
 
コンクリートモルタルの区別もできず、
 
床と土間の違いもわからない人間がこの番組を作っています。
 
今特集で映しているガラス張りの家、
 
いちいち特集するほど価値のあるものでしょうか。
 
透明のガラスを使っておきながら、カスミのフィルムを貼ってみたり、
 
遮光フィルムを貼ったり、
 
最初からガラスを選定する段階に分かっていたことです。
 
ガラスの製造工程においてこの種のガラスが製作不可能なら別ですが、
 
こだわっている割には間が抜けています。
 
もうひとつ疑問なのが、この建物、はたして建築確認上「住宅」なのでしょうか。
 
24時間換気が義務付けられているのにその設備が見受けられないのです。
 
すべての空間が一つになっていて建具のないところが
 
この建物の「逃げ」なのかもしれません。
 
暖冷房効率が悪いのは分かっていますが、
 
もうひとつ心配なのは「ガラス」に囲まれていることです。
 
躯体に取り付けているのを観る限り、シールで押さえている様にしか見えません。
 
大きな地震が来れば間違いなく崩壊するでしょう。
 
建築家と称する人が考えるのは簡単な構造です。
 
地震でガラスが崩壊しても躯体が残ればいい考えです。
 
この程度の建築物、メディアに乗せて騒ぐ価値があるのでしょうか。