ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

理想だけで国政は動かせない・・・大阪維新の会に寄り添う無能国会議員

自民・民主とも総裁選に絡み、大阪維新の会国政進出をぶちあげ、
 
その影響力に戦々恐々とする一部の国会議員が、
 
その勢力と連携うんぬんで取り沙汰されています。
 
自分の国政に対する考えが近いだとか、
 
いろいろ屁理屈をつけていますが、結局は自分一人では
 
何もできない無能な輩が騒いでいるにすぎません。
 
自分のネットワークすら構築できないで、
 
人の考えに便乗するなど国会議員たる自覚に欠けています。
 
大阪維新の会が「日本維新の会」の政党名で
 
次の選挙に打って出ると騒いでいますが、
 
地方自治と国政をいっしょくたにし過ぎています。
 
一番迷惑を被っているのは、大阪維新の会
 
地方議員の方々、結成の理由といまの流れが意に介していないと言っています。
 
橋下さんがなぜ注目されているのか、
 
このあたりをしっかり認識するべきです。
 
あの人の本職は市長である前に、「弁護士」で
 
あるという現実を踏まえてもらいたいのです。
 
職業柄、相手の不備や矛盾を突いて「勝訴」に
 
持っていくことが得意分野ですから、
 
政治の矛盾をついて「理想」を打ち上げるのはお手の物です。
 
しかし地方自治においても、現段階では「お見事」と
 
言えるだけの実績はありません。
 
先日の原発再稼働をみれば一目瞭然、「経済」の
 
流れすら頭に入っていないことがはっきりと浮き彫りになっています。
 
我が国において国政を牛耳るために、
 
まずしなければならないことは、公務員の身分保障制度の撤廃です。
 
国会議員がいくらマニフェストで叫んでいても
 
「官僚」がその動きを止めることなど造作もないことです。
 
以前、自民党政権下で人事院のことを弄ろうとしたとき、
 
時の総裁は公然と反対の立場をとり、真っ向から対決姿勢を鮮明にしました。
 
田中真紀子さんが外務大臣のとき外務省のことを
 
「伏魔殿」と呼んだことは、この現象がどのようなことかをよく表しています。
 
どの政党が政権を獲るかではありません。
 
この改革を行うことができなければ、この国を変えることなどできません。
 
維新の会はここのところをどこまでわかっているのか
 
今のところなにもつかむことはできません。
 
あそこの掲げていることは、理想だけです。
 
領土問題においても「自衛権行使」をめぐり
 
憲法改革をしなければならない事態に陥っています。
 
もう甞められるだけの時代は終わりです。
 
「威嚇」ではなく「銃撃・排除」のときです。