ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

時代を駆け抜けたアイドルたち6 「 キャンディーズ1676日」

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キャンディーズが引退して今年で30年を迎えました。

「普通の女の子に戻りたい」・・・こんな言葉を残しての引退でした。
後楽園球場を55000人の超満員にしてのファイナルコンサート、今思えば、こんなに才能溢れたアイドルも珍しかったというのが素直な感想です。

アイドルでありながらコントもこなし、バラエティにはなくてはならない存在。
あのドリフターズさえも彼女たちの非凡な才能に舌を巻く有様でした。

1676日、彼女たちのアルバムにも残っている歌の題名、まさに彼女たちの活躍した時間、栄光の記憶です。

3人の中で普通の女の子に戻ったのはミキちゃん(藤村美樹)だけでした。笑顔は3人の中で一番可愛かった、こんな事を言うと二人から怒られるかもしれません

ランちゃんもスーちゃんも芸能界にとどまり現在も現役で活躍中です。スーちゃんはいつの間にかお母さん役が似合う年ごろになりました。ランちゃんは水谷 豊さんの奥さんでナレーションなんかで活躍中です。

三宅裕司がまだ電線マンだった頃、伊東四朗がまだベンジャミン伊東だった頃、キャンディーズも電線音頭を踊っていました。

「見ごろ、聞き頃、笑いごろ」だったと思います、なんかゴチャゴチャした番組で、加山雄三さんのコーナーも入り混じっていた覚えがあります。

ドリフの全員集合ではランちゃんはミキちゃんにとんでもないことを生放送で言ってしまいました。
「ランの胸は小さいけど、ミキの胸は抉れているんだよ」・・・
おいおい、なんという事を、今ならセクハラ間違いないセリフでした。ミキちゃんも結婚してからこのことを相当悩んでいるようで、ラジオの番組で相談していました。

引退してからミキちゃんはカネボウとのタイアップで旦那さんになる人のため曲を出しました。それが「夢・恋・人」でした。
ベストテンにランクインされるほどのヒットになりました。

今、彼女たちほど素質に恵まれたアイドルは存在しません。
それはあまりにも作られた世界に身を置いているからです。
1970年代は素質あふれる第一期アイドル黄金時代です。
70年代の話はこれからまだまだ続きます。