ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

東京検察審査協会崩壊への軌跡 第一章検察審査会と検察審査協会 Vol.8 着実な歩み

昭和42年3月27日 恒例となった

最高裁刑事局との懇談会が東京地裁

会議室に於いて開かれました。

佐藤最高裁刑事局長、佐々木二課長

小林局付、八廣課長補佐

全検連からは全役員が出席しています。

4月1日には運営委員会が行われ

加入協会数 113協会

会員     21,279 名

賛助員数    2,789 名

となりました。

昭和30年に7団体で産声を上げた団体が、

12年間で、その数を113まで伸ばしました。

ここにある賛助員(賛助会員)は、検察審査協会

の広報活動に共感し、ぜひお手伝いをしたい

という方たちです。

6月24日は定期総会が行われる前日で

場所を同じくして、運営委員会が開催されて

います。第13回定期総会は、札幌の定山渓

ホテルで行われ、来賓として、最高裁刑事局

佐々木一課長ほか16名、会員200名、

事務局39名となっています。

ここでの大きな議題は、各協会が負担する

全検連活動資金の分担金の引き上げの議案が

可決されたという事で、それ以外では

表彰者が148名あったという事でした。

8月1日には、最高裁刑事局から、検察審査会制度

啓蒙のためのシナリオ募集の協力要請がありました。

10月13日には、検察審査会法施行20周年

記念行事推進委員会が行われ、これを記念して

全検連制作第一回めのカレンダーと成人式用

リーフレットが作成されました。

昭和43年1月30日に

会報 第八号 法施行二十周年記念号

(特集 1967年マスコミに載った検審事件)

を発行。

4月1日には、加入協会数 117となりましたが

総会員数は若干減っています。

5月19日に、熱海・富士屋ホテル

第14回定期総会が開催されています。

来賓として、佐藤最高裁刑事局長ほか25名

会員521名、事務局81名となっています。

一般表彰 194名、記念表彰 114名

最高裁刑事局長感謝状 30名の方々の表彰が

ありました。