ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

東京検察審査協会崩壊への軌跡 第一章検察審査会と検察審査協会 Vol.9 組織の構築

昭和44年2月27日 

最高裁判所刑事局との懇談会

佐藤刑事局長、佐々木一課長ほか1名、

全検連からは、岸会長他23名が出席。

同日、運営委員会に於いて、規約改正

小委員会の設置が決定されました。

同年5月18日第15回定期総会が、熊本県

熊本市の大洋百貨店で開催されました。

出席者は来賓として最高裁刑事局

佐々木一課長、福岡高裁長官ほか14名、

会員442名、検察審査会事務局61名。

12月18日には、

「若者の見た検察審査会」を開催しました。

昭和45年2月27日に開かれた運営委員会では

門標の政策が決定され、法改正に関する

小委員会では、名称を検察審査会制度

研究委員会と決定しました。

委員として選出されたのは、

武田俊雄、松田喜衛、木村嘉則、鈴木次郎

野木好一、本多喜久保、小柴文一、大崎源内、

山中一史、茨木基則、田中吉兵衛、伊藤武一、

百岡胤正、山下忠行の各氏。

何れも、各地区の会長、副会長の方たちです。

 

ここでこれをお読みの皆さんに覚えていて

ほしいのは、一つのルールを作ったり直したり

するときには、これだけ大勢の人と、組織が

必要になるという事です。

追って記事になることで、この常識ももたない

馬鹿が、勝手に規約を作成する様子をご覧に

入れるので、しばらくお待ちください。

 

同日には、法曹会館に於いて定例となった

最高裁刑事局との懇親会も行われています。

出席者は、

佐藤刑事局長、半谷一課長、福田課長補佐。

全検連からは岸会長他27名が出席しています。

5月 9日に運営委員会、制度研究委員会を開催。

5月10日に第16回定期総会が富士吉田市

富士急ハイランドで開催されています。

出席者は来賓として、

最高裁刑事局半谷一課長、

東京高裁奥野長官ほか62名、

会員619名、検察審査会事務局72名。

ここで言う会員は各協会の方たちです。

総会は参加自由です。

前日の運営委員会は、

全検連理事の方たちだけです。

この定期総会では会則の改正案が可決され

運営委員会を常任理事会と改称しました。

この時選出された役員は次の方々です。

会 長  岸正弘(東京)

副会長 松田喜衛(東京)

常任理事

木村慶徳(都留)

新井輝雄(大阪)

武村次郎(大阪)

杉本勝二(名古屋)

前田源吾(名古屋)

土生磨佐吉(盛岡)

田中吉兵衛(盛岡)

浜田大和(盛岡)

百岡胤正(盛岡)

山下忠行(札幌)

阿部 唯(高松)

監事

野木好一

飯野惣助

            以上がメンバーです。

なお、所属に関しては、全検連の刊行物からの

転記ですので、誤りがあるかもしれません。

 

10月 8日 常任理事会開催

総会は本部直営と決定されました。

また同日、制度研究委員会も開催されました。