ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

エム・テックの破産手続き

11年前にエム・テックの仕事で常滑にいた時、
この会社を労働基準法違反で刑事告訴をしました。
不起訴にはなりましたが、この会社のずさんさは
この程度ではありません。
埼玉の浦和本社に次の現場が決まるまで、
事務処理をしていたさなかに、
差し押さえられないように
口座に金を入れておくなと言う言葉が
飛び交っていたことを忘れずにはいられません。
普段からこのありさまでしたから、
会社が破産手続きに入ったところで驚くほどではありません。
この会社は工場生産の収入源以外は
公共工事の受注しかない会社です。
それも建築に関しては、
関東圏でしか仕事をしていませんでした。
公共工事の見積もりというのは、殆ど最初から
数量が記載されたものに値入をするだけの
作業で入札する仕組みです。
民間の工事とは全く違います。
一般的な建設会社で、公共工事をメイン
にしているという事は「営業力」がないと
考えても間違いはありません。
普通は民間の仕事が切れた場合の「つなぎ」
としか考えません。
常滑でもこの会社はとんでもないことをして
けつをまくっています。
現地で実際工事をしていただいた会社に対して
1000万円以上のお金を支払っていません。
会社は土木関係者全員が辞める結果に
なったそうです。
自分の会社の利益優先で後はお構いなし、
もとはと言えば、自分の会社の「見積力」が
低い結果が監督やほかの関係者が引っ張ってきた
業者を食い物にしていたのです。
先の震災で東北地方の受注を伸ばして
成長したとニュースで言っていましたが、
公共工事だけで会社は成長なんかしません。
受注しているでしょうか。
エム・テックの場合、見掛け倒しで金を
回しているにすぎないのです。
この創業者の松野とか言った社長、
あの当時から、金のやり取りで問題があり
常にカバンの中には、サバイバルナイフを
忍ばせていたようです。
これは、実際に見せられた人間からの
情報なのでまず間違いはありません。
当時からこれですから、いつ拉致されるか
自分でもびくびくしていたのでしょう。
私が債権者なら、身柄を押さえますけどね。