既報の新聞で多くの方がご存じだと思いますが、
福島の原発関係の会社役員が、従業員の被ばく線量を
誤魔化す指示をしていたという事実が明るみにでました。
この世の中にここまで馬鹿な人間が居るのかと思うほど実に愚かな行為です。
この馬鹿役員は放射線被曝という事の重大さを
何も分かっていないだけでなく、自分の行為が
犯罪行為であるという認識すら感じていなかったと言う事が新聞報道で分かります。
最初は事実関係を否認していましたが、
事が大きくなった途端、それを認めています。
人間として最低です。
こういう仕事に従事する人たちは、年間に被爆する
許容範囲が予め決められています。
それだけではなく、必ず健康診断に於いて白血球の
数値の増加が確認の対象になり、
被爆線量を超えていなくても、白血球が増加すれば
仕事をする事が出来なくなります。
そういった危険性を加味して割高な賃金が設定されています。
原発が稼働してから40年以上、危険性の高い仕事に
生活をかけている人もいる事実を踏まえたうえで、
「原発反対」を叫ぶ人間はごく僅かしかいないと
言う事実も分かっていただきたい。
今回、この馬鹿役員の行った行為は、
刑法で言う「傷害罪」に発展する可能性が高いと判断します。
考えれば刑事告訴をするべきです。