ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

敦賀原発再稼働なし・・・うやむやにされた過去の判断と選挙公約

選挙公約で簡単に原発稼働停止を叫び票を集めようと

している嘘つきがたくさんいます。

昨日の原子力規制委員会の専門家たちの分析で

原電敦賀1,2号機が廃炉となる方向に進むことがほぼ決定しました。

この原発が建設検討の段階において、すでに活断層

あることは専門家によって明白になっていました。

それが電力会社、政治家、官僚によって建設可能で

あるかのようにうやむやにされ今日に至っています。

当時の政権はもちろん自民党、今回の決定によって

一番困っているのは日本原子力発電と働いている方々、

原電側も「活断層でない証拠」を造りだすのに

苦労していますが、時すでに遅しです。

これが覆るようなことがあるのなら、自民党政権になって

原子力規制委員会のメンバ-を全部入れ替えることです。

この場所以外にも活断層で問題になっている原発まだありますが、
 
結局事の始めはこのような官民の癒着による建設の強行で、
 
自分たちの利益優先が招いた結果にほかなりません。

ここで一番被害をこうむるのはここで働く人たち、

敦賀では4000人が職を失うとのことです。

今、選挙で原発廃止を叫んでいる馬鹿ものは、

こういった人たちの事を全く考えていません。

基幹産業を失う町はそれに代わる産業を確立しなければなりません。

原発マネーで潤っている自治体はその利潤がなくなります。

新たなる産業ができ、初めて先が見えてきますが、

それが10年でできるとは思えません。

全国にある原発をすぐに止めると10万人近い雇用が

失われます。一番肝心なここのところをはっきり言えないで

原発を止めると言う奴はただの「嘘つき」です。

以前私が書いたように、40年で廃炉を考えそれに合わせて

産業を構築していかなければ経済は成り立ちません。

いまから29年ほど前、私が派遣社員だった頃

日立製作所原子力計画部原子力プラント設計Grの

定検改造係という部署にいて、この敦賀2号機(JAPCO-Ⅱ)の担当でした。

もっとも専門外のため事務系の後方支援でしたが

このときの上司が先の
 
 
大畠さんはそれから間もなく政治の世界へ向かわれ
 
私は本筋の建築へ進みましたが、それだけに敦賀原発気になるところです。
 
とはいっても私の支持政党は民主党ではありません。
 
 
ほとんどの政治家が目先の事だけで有権者の気を惹こうとしています。
 
本気でこの国の事を考えるのなら、先を見据えた投票をしてください。