ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

若大将・加山雄三怒る

小室哲哉の逮捕に触れて加山雄三さんがブチ切れていましたね。

社会人として当たり前の怒りです。

小室哲哉逮捕を受けて、エイベックスの社長が報道陣を前に言ってはならないことを言いました。

犯罪者として逮捕され、まだ量刑も確定していないのに戻ってきたらまた一緒に仕事を

やりたいようなことを平然と言い放っていました。

これが一企業を代表する人間の言動でしょうか。

普通の会社の社長が取引先の人間があのような犯罪で逮捕されて間もないときに、

あんな発言をするでしょうか。

ここにこの業界の甘えがあります。

私がエイベックスの株主なら間違いなく罷免を要求する事態です。

加山さんが築かれた一時代と小室哲哉が築いた時代とはまったく異質のものがあります。

才能さえあれば何でも許せるといった風潮が広まったのは小室哲哉の頃からです。

今回の逮捕も彼は確かに犯罪行為をしました、でもなぜ彼の周りの人達は何もしなかったのでしょうか。

あんな浪費を重ねているときになぜ誰も𠮟るということをしなかったのでしょうか。

彼のおこぼれを頂戴した関係者は何をしていたのでしょうか。

やはりこの業界は自分以外のことは考えないのでしょうか。

加山さんがお怒りになったのはこの風潮が広まってしまったことに危機感を覚えたからです。

小室哲哉の量刑は実刑で懲役5~6年になると言われています。

刑事罰は釈放されれば終わりますが、民事は永久に彼を追い詰めていきます。