ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

森麻季ドラマチックコンサート・・・かつてない最高のステージ

今日、9日に東京オペラシティコンサートホールで行われた麻季ちゃんのコンサートに行ってきました。
いつもオーケストラが一緒になると、with 森麻季となることが多く、
彼女の声が演奏にかき消されることがほとんどでしたが、今日は彼女が主役のコンサート、東京フィルが徹底して黒子に廻ってくれました。
今回のコンサートは、今まで見てきたリサイタルやコンサートとは比べ物にならないほど濃い内容でした。

1曲目のアリアが約20分の演奏となりました。いままでこんなに長い演奏は彼女のコンサートではありませんでした。プログラムの中にはこれまでも歌ってきた曲もありますが、今日はいつもより長いアリアが多く彼女の20周年という節目に対する熱意がものすごく伝わってきました。

一番驚いたのは、アンコールの1曲目に「ホフマン物語」のオランピアのアリア(Doll Song)を歌ったことです。You TubeやCDでは聴いたことがありますが、演技付きで生の歌を聞いたのは今回が初めてでした。
オーケストラがいないと演じられない曲もあるので、今日はいい経験をさせてもらいました。東京フィルの演奏には感謝します。ここまで彼女を盛り上げたのは、彼らの繊細な演奏にあります。普通の演奏ではなく、彼女の歌に合わせてトーンを下げたり、演奏を止めたり実に見事でした。

そしてもう一つ、あらためて良さを感じたのは、ホールの座席配置(前後の間隔)です。足を伸ばしても、前の座席の下のスペースにはつま先程度しか届かない広さ。座席の下はフリーなのでとても楽でした。
11月には同じこのホールで演奏会形式ではありますが、オペラ「ポッペアの戴冠」を控えています。今日のことを考えると楽しみが膨らみます。すでに来年の3月4日、24日のチケットは入手済みです。
2月には麻衣が初主演となるビゼーの「真珠とり」もあり予定が着々と埋まってきています。来月の末にはNHKニューイヤーのチケット発売で大変な思いをすることになります。
誰が出るのかはまだわかりませんが。
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