ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

オペラ「ドン・カルロス」フランス語上演・・・東京芸術劇場・鷲尾麻衣出演

東京芸術劇場で催されたオペラ「ドンカルロス」

観てきました。

麻衣が久しぶりのオペラ出演とあって「S席」を購入し

一番前での観劇になりました。

このオペラ、プログラムに書かれているように、

パリで初演されたものを再現していて、全5幕フランス語です。

麻衣の出番は第3幕まで、重要な役回りではありませんが、

あのメンバーに入ってしまったら、そんな贅沢は

言ってられません。

彼女をまじかで見るのは3年ぶりくらいになります。

留学前はしょっちゅう会っていましたが、留学、出産と重なり

先週のヘンゼルとグレーテルでさえ

2階席から見ていただけでした。

ただ、メールやツイッターでは結構やり取りをしているので

疎遠になったわけではありません。

今回の衣装はドレスではなく、役回り上、ちょっとおしゃれな

普段着的なものでした。

でも結構きりっとしていて恰好はよかったです。

それにしても、今回の出演者たちが歌ったアリアは圧巻の

一言に尽きます。

久しぶりにレベルの高い「声」を聞かせてもらいました。

この人たちのアリアと麻衣の今までを比較すると

以前から感じていたことがはっきりとわかりました。

音域に関しては何の心配もしていませんが、

これからもっと身につけてほしいのは、声に厚みを持たせること。

言うのは簡単ですが、これは高レベルで歌い続けないと

身につけることはできません。

それと同様に、声にパンチが欲しいということです。

しなやかな伸びのある声に、この2つが身に着けばもう

怖いものはありません。

来月の「ドン・ジョバンニ」、日本人は今日共演した

バスの妻屋秀和と麻衣の2人だけです。

こちらもS席は確保していますが、今日のようなコンサート形式

ではないので少し距離が開くかもしれません。

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