ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

SPACE BATTLESHIP ヤマト・・・宇宙戦艦ヤマトの原作が台無しでした

本日から封切りの SPACE  BATTLESHIP ヤマトを
 
109シネマズ木場で観てきました。
 
映画の日」と言う事で1000円の入場料のせいか、
 
平日のお昼時にもかかわらず、結構な入りでした。
 
今から36年ほど前、日本テレビで放映されていた
 
アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写版という振れ込みで
 
TBSがやたらと宣伝していましたが、よくぞここまで
 
原作をいじくれたものだと、ある意味がっかりしました。
 
森 雪 や古代 進の設定に始り、イスカンダルガミラス
 
最後にはデスラーまで作りやすく金のかからないように
 
変えられていました。
 
CG効果を利用した映像だけは見ごたえがありましたが
 
このように細部まで原作を変えられてしまうと、面白味が
 
全くなくなります。逆にいえばCGしか見所がないという作品です。
 
唯一つ観ていて面白かった演出は、
 
アナライザーが攻撃型ロボットとして戦う場面です。
 
ストーリー的にも「死」を「愛」に置き換えて美化するような
 
ところがあり、騒ぐほどの作品ではないと思いました。
 
総合的な評価では70点がいいところです。
 
CGの好きな人には見ごたえのある作品かもしれませんが。