我が国がTPPに参加する事を前提に政府が
その指針たるものを模索し始めました。
しかし、これに参加を表明している各国からは
正式な意思表示をしない以上、話し合いには
出てくるなと言われています。
そして今日、農業関係者がこの参加反対の
意思表示としてデモや集会をしている模様がテレビで流れていました。
農業関係者の中には、農協を相手にせず独自でその販売ルートを開拓し、
生産する商品をより高く売る努力をしている方もいらっしゃいます。
しかし本日、この集会に参加している関係者は、生き残る努力もせず
農協にげたを預け生計をたてている人たちが大半です。
どの企業でも、売るための努力や改革は行っています。
それは「産業」を考えれば当たり前の事です。
それが出来なければ辞めるしかないのです。
それが自然淘汰です。経済界はこの参加に対して
大賛成をしています。「輸出」視野に入れている農家は
チャンスであると踏んでいます。
TPPに反対しているのは、こういった努力が出来ない農家と
「族議員」と呼ばれている輩です。
世界経済の流れを受け止める事の出来ない人たちは、
それに呑みこまれるだけです。
テレビで観ている限り、いつも話題に上がるのは漁業関係者の努力と現実です。
消費者はいくら安くても「悪い物」は買いません。
関税撤廃で生き残れないのなら、潔く農業から撤退するべきです。
努力もしないで生き残れるほど世の中は甘くはありません。