ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

ZARD・坂井泉水 「死までの軌跡」 5 報道 2

イメージ 1

如何でしたか追悼ライブは。あれだけの人たちが悲しみの捌け口を求めていたのですね。
やはりグッズが飛ぶように売れていたということがスポーツ紙に書かれています。
年末に向けて「名探偵コナン」のオープニングテーマで採用される「グロリアスマインド」が発売されるようですね。これが本当の意味でラストシングルになります。
おそらく追悼CDの第二弾がこれに照準を合わせて企画されそうですね。
今回、スポーツ2紙を見ましたが、扱いにおいてかなり差が出てきました。
内容も情報をそのまま書いている程度です。テレビでも番組表に「坂井泉水」が出ていたのは日本テレビのズームインサタデーだけでした。内容からして電波にのせるほどのことはありません。
報道各社は少しずつ軌道修正をしてきたように見えます。
昨日、テレビ朝日で臍帯血移植をテーマにした特集を「スーパーJチャンネル」でやっていたのですが、見られませんでした。美奈子のファンクラブのサイトで美奈子の特集がこの日に放送されるという情報があったので、番組表からこのことと美奈子の治療のことが流されたのだとわかりました。
このことで一番気になったのは9月14日という日付です。
わざわざ追悼ライブの日時に合わせたような気がしました。私の書物の中には美奈子のことが頻繁に出てきています。テレビ朝日にも書簡を送っています。彼らの無言のメッセージともとれる内容です。
私とテレビ朝日は少なからず縁があります。「田宮二郎」のころ、まだNETテレビと言っていたころからの付き合いです。ビーイングも彼女のPVから少なからずつながりがあります。
報道各社で彼女の死を報道した時に「不慮の事故」と「転落死」と書き方が分かれました。
報道機関は、活字として報道する際、必ず裏を取ってから活字にします。しかしこのとき事務所の発表した「不慮の事故」を鵜呑みにして右から左へ書いた新聞社がありました。この場合「転落死」の記載の方が報道としては正解だったのです。ここにも報道のレベルの差が如実に表れていたのです。
少しでも疑問を持ち真実を追求するのが報道の原点です。
私が手紙を書いた女性アナウンサーにもこのことを伝えてあります。彼女の成長が楽しみです。
これでイベントが一段落したわけですが、私の方も仕切りなおして追及していきます。


追記
追悼ライブの日にマスコミを利用して「グロリアスマインド」のことを伝えるときに、手術を控えた彼女がお母さんと一緒にレコーディングをしに来ていたということをわざわざリークしていました。
これも彼らの戦術の一つです。
人は悲しみの淵にいるときほど無防備になります。追悼ライブにいった人は悲しみのどん底にいたわけです。そのタイミングを見計らってこの話を持ち出すということは、次の購買意欲をあおるために悲しみを増幅させているのです。
追悼ライブにいった人は自分の悲しみの捌け口を探すために、区切りをつけるためにその場所に行ったのですね。しかし彼らにとっては自分たちの術中に嵌ったとしか見ていません。要するに踊らされているという現実を自覚してください。
彼女のお母さんはどんな心境でレコーディングに付き添っていたのでしょうか。
泉水はお母さんの前で「坂井泉水」を貫き通してしまったのです。
このことが母の胸で泣けなかった要因であったのと同時に、お母さんも娘を抱きしめて泣いてあげられなかったという悲しい結末になってしまったのです。
一見、美談とか秘話のような書き方をしていますが、本質はまったく違うところにあるということを理解してください。