ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

ホリプロ三人娘

山口百恵がデビューして2曲目の「 青い果実 」を出したころ、ホリプロダクションファンの集いが日比谷野外音楽堂で行われました。
そこには山口百恵森昌子、はおなじみでしたが、一人初めて見た女性がいました。
当時、エンジェルハットは桜田淳子のトレードマークでしたが彼女もそれを被っていました。
百恵、昌子のファンは恐らく初めて見る顔だったでしょう。
その人は今では演歌の大御所となった「 石川さゆり 」その人でした。デビュー曲 「 かくれんぼ 」を披露していましたが初めて聞いたというのがほとんどでした。
そしてもう一人応援でいたのが「 忍ぶ雨 」の藤 正樹でした。
ホリプロといえば忘れてはならないのがゴット姉ちゃんこと和田アキ子さん、彼女もバリバリの付けまつげで応援に駆けつけてくれました。
昌子ちゃんは顔が凄い濃かったのを覚えています。うたはピカ一でしたね。
百恵ちゃんも当時はミニスカートの衣装で、世間を騒がす話題をふりまいた新曲とファーストアルバムに収録された曲を披露していました。
ホリプロはレッスンのホリプロといわれるほど、歌のレッスンには定評がありました。
百恵ちゃんもデビューから4曲目くらいになると完全に歌のうまさが変わってきました。
「 冬の色 」を「 夜のヒットスタジオ 」で歌った時にはその迫力で出演者はじめ司会の芳村真理さんまで、「 はーー」と聞き入ってしまうほどでした。
あのころはこういった場所でアイドルに逢うことができた時代です。
そんな広くない場所でしたがすごい身近に彼女たちを感じることのできた空間でした。
その後の三人娘の活躍はご存じのとおり、歌のうまい人たちはいつまでも残っているものですね。