ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

実につまらない選挙戦・・・おめでとうコリンチャンス

開票開始と同時に自民党の圧勝が報じられ、投票率の低下が指摘されています。
 
前回の選挙は無党派層の投票によって民主党
 
圧勝となったわけですが、今回はその半数以上が
 
「棄権」に廻り、残った票も別の党へ分散されたようです。
 
投票しなかった人の考えはそれぞれありますが、
 
その結果によってこの国の進む方向が、
 
これまでとは少々異なった方へ向かうということまで考えていたでしょうか。
 
選挙前、総理官邸を取り囲んでいた「反原発」のデモ行進、
 
あれは全くの無意味なパフォーマンス以下になり下がります。
 
原子力規制庁も次の政権によって「変えられる」かもしれません。
 
自民党原発推進ですから、この程度の事は平気でやってのけます。
 
中国や韓国に対しても然りです。
 
憲法改正は間違いなく実行され、
 
第九条は附則をつけ改正されるか、「交戦権」を盛り込んだ内容に変わるでしょう。
 
国民としてはいつ「戦闘状態」になってもという心構えが必要です。
 
選挙権を放棄するということは、ここまで考えなくては
 
ならないことであり、今後の展開についても責任を課される事になります。
 
民主党は二度と単独で政権を口にすることはなくなります。
 
今後は「維新」と合流して次を考えなくてはならないところまで追い込まれるでしょう。
 
安倍総裁が公共工事を増やすと言いましたが、
 
儲かるのはスーパーゼネコンとその下請けだけです。
 
入札に入れる業者は、格付けされた業者だけで、
 
民間で細々と営業している業者はカヤの外です。
 
これが「選挙放棄」をした有権者の責任です。
 
都知事選挙は投票前から猪瀬さんの圧勝と思って
 
いました。石原都政を継承し石原さんに投票した人たちが
 
健在であるなら結果は目に見えています。
 
今回の衆議院選挙でわかったことは、我が国の大半は
 
「辛抱」という言葉が理解できない人間が多いということだけでした。
 
先を見据えることのできない人が多いということは、
 
自分の人生も見据えることのできない人が多いということです。
 
大学卒の就職率が低いのも頷けます。
 
大学に入る前から将来の方向性を持てない人間が
 
企業から必要とされるわけがありません。
 
その程度の事は「人事」が見抜いています。
 
何れにせよ明日からこの国は少々「危険」な方向へ進むことは間違いありません。