ニュースなどでトップとして伝えていました例の中国問題。
国家の威信という意味も、恥辱という意味も
今のこの国の首脳陣は理解しているのでしょうか。
国民の90パーセント以上は今回の判断に対して「ノー」と言っています。
あそこまで嘗められてスゴスゴと引き下がって
国民として腹立たしい限りです。
ここには中国に進出して、産業の大部分を依存して
しまった企業の態勢が影響しているのは言うまでもないことです。
何を言われても「無視」してやればよかったこと、
検察の判断とは言っていますが、ウソも方便なのは
みんなわかっています。逆に圧力をかけたのは見え見えです。
自国の民族対立も解決できず、
国際的に著作権という意味も理解できない国、
いつ政情不安からクーデターが起こっても不思議ではない国。
日本に来ている富裕層の観光客は、国民のごく一部にすぎません。
この国の制度自体おかしなもので、
農民がビジネス街の職務に就くことはできません。
士農工商の世界と同じです。
当然貧富の差が出てきます、上海万博の際も放映され
ていたように、汚い部分は完全に目隠しをしています。
今回の問題は、国家に対して内政干渉をしたうえで
圧力をかけてきたのです。戦前なら戦争問題に匹敵する行為です。
われわれ建設業界にも20年くらい前から中国人労働者が
参入してきています。基礎知識も持たず、ただ金を稼ぎに
来ている人たち、合法的就労ならいざ知らず大半は
不法就労と不法入国です。
建設業界だけでなくほかの産業も一時期、
この力を利用した経緯があります。
それが今になってしっぺ返しを食らっています。
中国本土の賃上げ闘争がそれです。
石原都知事が激怒していましたが、今回ばかりは私も同じ気持ちです。