地下水の汚染データーで豊洲市場問題が再燃しています。
あの調査の流れを見ても、今までのデーターを
自分たちの都合のいいように隠していた疑いが
強まります。ことにお役所というのは、大きな問題を
隠す「事なかれ主義」の巣窟ですが、今回の
東京都の大失態から、
その現実が浮き彫りになったようです。
専門家の一人は、土が混じると数値が上がるとか
言っていましたが、仮にも検査機関と
いわれるところの検査員がそんなミスをするのでしょうか。
役所というのは、書類さえ作っておけば言い訳できると
考えている連中の集まりですから、問題が発生しても、
まともな書類にしてしまうのは朝飯前です。
今までのデーターが、むしろ整いすぎていた
と解釈すれば、あの土地の地下はこんなもんだと合点がいきます。
役所に「建築」や「土木」のプロは存在しません。
知識だけあって実務で構築できる人は皆無です。
だから地下を空洞にするような変更をしても
なんとも思わないのです。
このままいったら豊洲は取り壊しでしょうか。