サスペンスの手抜きを指摘して久しいですが、
今度は脚本家の程度の低さが露呈しました。
今放送中の「おかしな刑事」ですが、このなかで
祝い酒の「鏡割り」のことを「鏡開き」と連呼するセリフがありました。
鏡開きとは「鏡餅」を割ってお汁粉などで新年の顔合わせを
祝うことに用いる言葉です。
方や「鏡割り」は樽酒のふたを鏡に喩え、これを割ってお祝いする意味です。
この違いを判らない脚本家は手抜き以前の問題で、
ただのバカの領域です。
よく恥ずかしくもなくドラマにしたものです。
お台場のインチキテレビは論外として、テレビ朝日は
手抜きの本家として一歩リードしているみたいです。