ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

国民に対する挑戦・・・石川議員に国会議員の資格なし

先の小沢問題で逮捕・起訴された石川議員が毎日新聞取材に対して
 
言い訳をし、検察審査会の議決を批判する発言をしています。

やはり逮捕されるだけあって「民意」を理解していません。

鳩山さんがやたらと口にする「民意」ですが、これは普通

社会人の一般的な常識判断にほかなりません。

それを生かすのが「検察審査会」です。

北海道の選挙区から立候補して国会議員になっていながらこの発言、
 
検察審査会制度」そのものを否定する事になります。

自分の「ご都合主義」のなせる理論でしょうか。

我々に対する挑戦としか捉えようがありません。


話は変わりますが柔ちゃんが参議院選に立候補するとか。

いったい何を考えての擁立でしょうか。

政治経済を根本から学んだわけでなく、人気先行で

ただ神輿に乗っただけにしか思えません。

こういう勘違いが国政を駄目にします。

これでは昔の自民党と変わりがありません。

もっとも、小沢幹事長はいまだに自民党の旧体質を

引き摺っている人ですから仕方ないと云えばそれまでですけど。

亀井さんが会見でおっしゃっていましたが、

普天間の件は最初から少し考えれば無理な事は、

殆どの国民がわかるはずです。

自民党政権下で決められた事をひっくり返したい

気持ちもわかりますが、日米安保条約という足かせが

ある限り「戦略」第一を考えるのが筋です。

沖縄の負担軽減はだれもが考える事なのは同じです。

でも、「徳之島」に対する反発を見る限り本音と建前が違う事も認識できます。

自民党が戦後60年かけて創ってきたものを、
 
たった1~2年で変えられるわけはありません。

それを要求する国民がどうかしています。

今後10年くらいのスタンスでやっていかなければ日本の政治は破たんします。

民主党は今後もう一度分裂し、
 
第三極の一部と融合、あるいは小沢幹事長を追い出し、
 
内閣を刷新するかしなければならないでしょう。

鳩山さんは残念ながら総理大臣の器ではありません。

世襲」制度の起こした悲劇です。