ギャンブラーの時事放談

事件事故の真相を鋭く斬りこむ現場監督のブログです

三菱モータースポーツの旗印・・・「ラリーアート消滅」

昨日の夕方、




私の所属するモータースポーツチームラリーアートメンバーズクラブより




メール便が届きました。




昨年1年間、以前所属していたチームがCMSC東京に名称を変えたのを機に




チーム登録を変えていましたが、ライセンスの扱い方に不満を感じていたので




今年は古巣に戻る関係で登録をお願いしていました。




先週仮ライセンスが届いたので、本ライセンスは月末位になるだろうと思っていた矢先、




とんでもない内容の手紙が届きました。




中には株式会社ラリーアートの田口社長名義の文書




ラリーアートメンバーズクラブ事務局からの2通です。




事務局からは端的に




三菱自動車工業三菱自動車モータースポーツ関連である




「株式会社ラリーアートの業務終了」を決定いたしました。




とありました。




当然ながらラリーアート社員全員は会社を去ると言う事です。




まったくもって信じられない事です。




WRCから撤退しても「開発」は継続的に行わなければ、




一般車両に対してのフィードバックができないという事になります。




また、全世界に於いて三菱車で戦うプライベーターの数はワークスの比ではありません。




三菱にはただ単に収入源の小さい会社に




援助はしないという方針で切り捨てた意外に理由は見当たりません。




ラリーアート自体大きな会社ではありません。




この会社を切り捨てるという事は、三菱のクルマに対する考えが大きく変わってしまったか、




経営状態が相当厳しいのか、




はたまたクルマの開発の重要さがわかっていない経営者なのかになります。




田口社長の文書の頭書きは




「弊社営業活動休止に関するお詫び」とあります。




実際問題として「休止」ではありません。




私もモータースポーツでは三菱車しか乗っていません。




現役を離れ久しいですが、ラリーアートには




モータースポーツグッズやライセンス登録でお世話になり続けていました。




「残念」では済まされない事態です。




日産で言えば nismo が無くなるのと同じ事です。




三菱の判断は余りにも安直過ぎます。