二十世紀少年の完結編である最終章、本日休みを利用して観覧してきました。
脚本、キャスティング、セット、CG、エキストラ、どれをみても相当お金の
かかっている映画であることは言うまでもありません。
それに違わぬ出来であることもしっかりと言えます。
最後の大仕掛けは、少し面白味がありませんでしたが、あのライブのエキストラ
(半分はCGだと思います)は迫力がありました。
事の顛末のまとめ方には些か不満は残りますが、見ごたえのある「傑作」でした。
この作品で作者が言いたかったことは「ごめんなさい」を言える勇気とそれを
受け入れる勇気、この事に尽きると思います。
年をとるほどに言えなくなるのが「ごめんなさい」と「ありがとう」です。
ほんの少し、人を思いやる気持ちを持つことと、あやまることの大切さを
観る人に問いかけた作品であると感じました。